震災から2カ月経ちました。相変わらず福島原発は予断を許さないし仮設住宅や雇用や諸々課題山積です。
そんな中、朗報といえば、浜岡原発停止宣言という嬉しいニュースですね。まだまだ、原発が必要だ!なんて動きがあった“切っ先を交わす”良いタイミングではなかったかと。
「じゃー、夏場の電力ピークどうすんだよー」って必ずなりますよね。「節電頑張って何とかするよ―」って、言うは易し行うは難し。
でも、何度も言ってるように賽は投げられたのです。やるしかないんですよね。ただ、やみくもに節電節電言ってもあまり具体的じゃないのでそこで今回ご紹介します
Forward to 1985 energy life
ん?1985年に戻るの?戻るのならBack toじゃないの?もしかして阪神優勝の夢??
これは我らが自立循環型住宅研究会・主宰の野池政宏さんが提唱しました
タイトルの簡単な説明・・・
1、原発を止めても停電にならない節電割合は約21.6%2、このエネルギー消費量が1985年あたり3、じゃ、1985年に戻ればいいんだ4、でも、戻るって言葉あんまり好きじゃないんだよね。5、これから新しいチャレンジをするという意味でForward!
というような所から生まれ、これをニッポン国民大運動にしたいということでスタートしました。ロゴマークもつくりポスターも製作中です。
具体的にピーク時カット20%をどうやればいいかということですが産業部門は個々に以前から頑張ってもらっていて過度な節電が経済を冷やす可能性もあることから、野池さんが色々データを探っていた所家庭部門とオフィスや飲食といった業務部門がそれぞれ頑張れば達成できることがわかりました。
計算根拠はこんな感じです
1、2007年の原子力発電量・・・952PJ(単位;ペタジュール)2、2007年家庭部門電力消費の50%・・・522PJ3、952-522の残り・・・430PJ4、2007年業務部門電力消費・・・995PJ5、残り分430PJをカバーする為の必要カット数字・・・995-430=565PJ6、業務部門の節電割合・・・565÷995=56.8%
ということで、家庭部門50%と業務部門の56.8%をカットすれば原発なしの電力ピークもクリア出来ると言う計算です。詳細数字はコチラ
で、それぞれライフスタイルや住む地域も違う人たちがどうやって自分達の1985年を見つけるかが難しいので次回ではその手法をご紹介いたしますね
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