エネルギー赤ちゃんニッポンのとるべき政策

本日の新聞に由々しきことが書いてあったのでいてもたってもいられずに。
今に始まったことではないのですが本当にこの国の政策には困ったものです。
そもそもエネルギー資源が乏しく海外から9割近く資源を輸入している国の政策とは思えません。
海外から資源を売ってもらえないと生きていけないエネルギー赤ちゃんで、この赤ちゃんはいっさい成長せず、むしろこの先はどんどん衰弱してことが100%分かっているんです。
だって化石燃料は「有限」です。
世界の多くのエネルギー赤ちゃんがどんどん増えるわけですから、売ってもらえる量も減るに決まってるんです。

だからこそ、エネルギーをなるべく使わない様に考えなくてはならない

当たり前すぎる話です。
だからこそ、電気ガス代の補助ではなくて、一滴でも使わないようにするための補助を出さなくてはならない。

その補助は【断熱】に使われなければならないのです。
こういう仕事をしててのポジショントークでも何でもなく、光熱費に補助金を使わず断熱に補助金を使うのは世界の常識なんです。

パンを与えるのではなく、パンをつくる方法を教える。
魚を与えるのではなく、魚釣りの方法を教える。

https://www.marketing-literacy.org/blog/agricultural-people-hunting-people/

キリストはパンでたとえ、魯迅は魚でたとえました。
そう、こんなことは世界のどこでも当たり前の考えです。
パンや魚という光熱費の補助金を出しても食べてしまったら何も残りません。
そうではなく、パンのつくり方や魚の釣り方という断熱の施しさえすれば、ずっとエネルギー浪費を抑えられるわけですから、何に補助金を優先的に使うかなんて誰でも分かることだと思います。

しかも2024年は世界の平均気温がついに1.5度以上になってしまう!

2015年COP3パリ協定で1,5度以内に抑えなければならないと世界で確認しあったのも束の間、ついに1.5度を突破してしまいます。
政府が光熱費の補助金を出してしまえば、この危機なんて何も感じなくなってしまいます。
だからこそ、断熱に補助金を出してすぐにでも温室効果ガス削減の一助にすべきなんです。
菅総理が2030年度までに2013年度比46%削減するって世界に約束したんだから、それらを実現させるにも光熱費補助金なんて何の役にも立たないことは明々白々。

常識ある政治家の皆さん、是非とも石破総理に考え直してもらうよう言ってください。。。

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