HEAT20G1グレード

高気密高断熱のG2グレード以上の性能をつくっている会社がほとんどです

2011年3月11日に甚大な大災害が起きてしまいました。

そして、翌日には東京電力福島第一原発事故により日本の原子力発電政策に大きな誤りと計り知れない爪あとを残してしまいました。

また、2015年には二酸化炭素濃度が400ppmを超えた衝撃のニュースによりCOP21のパリ協定が採択され、この国も2030年までに26%(2013年度比)の二酸化炭素削減を世界に約束をしました。

この住宅業界においては言わずとしれた住宅のエネルギー削減率を高めるべく、「出ずるを制する」箱の性能を高めることに他なりません。それが次世代省エネルギー基準と言うもので平成11年に決められました。ただ、“次世代”といいながらまだまだ雑巾は余裕で絞れる程の基準なのです。

で、平成25年10月から13年ぶりに省エネ法が改正され、これまでの次世代省エネという表現から、そのまんまの『H25年省エネ基準』という表現に変わりました。そして、少しだけ修正されて現在の『H28年省エネ基準』となりました。

変わったと言っても箱の性能は次世代省エネのままです。しかも、このEUでは違法建築になる最低の基準が未だニッポンでは義務化すらされておらず、やっとそういう機運になったと思えば、ナント東京オリンピック開催と同じ2020年、平成32年4月からなんですね。

つまり、それ以下の性能でも別に家は建てられてしまうのです。だから、無理してやらなくてもラクな方でいいかということになって今の今までエネルギーをジャブジャブ使う住宅が建てられ続けてきました。

国が義務化にしてないなら、こっちは当たり前のように義務化!

義務化になっていないならせめてこのポータルサイトは最低基準をH28年省エネ基準をクリアにし、それ以下の性能の家をつくる会社はここには載せないということに決めたのです。

そんな理由このサイトの一丁目一番地の基準としたのです。
そして当然のようにG2グレード以上の性能をつくっている会社がほとんどでありますし、テイスト別の「高気密高断熱」ではG3グレードが基本仕様の会社ばかりです。
本来は仰々しくこのように高気密高断熱と高らかに謳わなくても当たり前!であることが一番良いのですが、日本の住宅レベルはまだまだ低いと言わざるを得ませんね。